鹿児島市 〇〇高校
防火ダンパー取替工事
消防設備点検の際に作動試験で正常に作動しなかった防火ダンパーの取替工事を行い、新しいダンパーに取り替えました。
その後、再度作動試験を実施し、無事正常に作動することを確認できました。
防火ダンパーは火災発生時に大切な設備であり、正常に機能することが火災の被害を最小限に抑えるために非常に重要です。お客様の安全を守るために、適切な取替工事を行い、再度の作動試験で確認できたことは喜ばしいことです。
【防火ダンパー点検について】
防火ダンパーは、建物の排気用・換気用ダクト内に設置される防火設備で、火災時に自動的にダクトをふさぎ、火や煙の建物内への広がりを防ぐ機能を持っています。
この重要な設備に不具合があると、火災の延焼スピードが速まり被害が拡大してしまうため、定期的な点検が必要とされています。防火ダンパーの点検は建築基準法第12条を含む法律によって定められた義務でもあります。
主な点検内容は以下の通りです。
1. 防火ダンパーの正しい設置を目視で確認する。
2. 防火ダンパーの正しい作動を確認するため、作動テストを行う。
3. 使用されていない温度ヒューズの設置を目視で確認する。
これらの点検作業は、ビルのオーナーや管理担当者の責任のもと、点検資格を持った専門家が実施する必要があります。防火ダンパーの適切な点検は火災防止にとって重要な役割を果たしますので、定期的な点検を遵守することが大切です。