鹿児島市 リハビリ施設 消火器取替
【消火器取替・廃棄について】
消火器は私たちにとって身近な消防用設備の一つであり、火災防止に欠かせない重要な役割を果たしています。
消火器の設置には法律で定められたルールがありますが、それだけでなく、個々の消火器の能力や点検方法なども消防法によって細かく定められています。
消火器は「業務用消火器」と「住宅用消火器・消火具」の2つに分類され、それぞれで使用期限が異なります。
【消火器の使用期限】
業務用消火器の使用期限は「おおむね10年」となります。
住宅用消火器・消火具の使用期限は「おおむね5年」とされています。
【耐圧性能点検(水圧試験)が必要な消火器】
製造から10年経過した消火器は「耐圧性能点検(水圧試験)」が義務付けられます。さらに、以降3年毎に同様の点検を受けなければいけません。
また、外観点検の際に腐食が認められた消火器についても同様に耐圧性能点検(水圧試験)が義務付けられます。
消火器メーカーは、耐圧性能点検(水圧試験)をするよりも、新しい消火器に交換する方がコストを抑えられると同時に、消火器の安全性も確保できるとしています。
10年を超える古い消火器を維持し続けるよりも、新品に交換した方が良い場合もあることを覚えておくと良いでしょう。
【消火器の処分とリサイクル】
使用期限を迎えた消火器や、古い消火器を処分するのには手順が決められています。また、処分にはコストがかかります。
消火器を処分またはリサイクルする場合「リサイクルシール(粗大ゴミシールのような物)」を購入する必要があります。(2009年以前の消火器が対象)
2012年以降に販売された消火器には本体裏にリサイクルシールが貼り付けられているため、リサイクルシールの購入は不要です。(処分前にリサイクルシールの貼付を必ず確認してください)
リサイクルシールは特定窓口または指定引取場所でしか購入できないため、初めての人にとってはハードルが高めです。
一般的には消火器1本あたり2,000円程度で処分できるとされています。ただし、家庭ゴミや粗大ゴミとしては捨てられないので注意してください。
古い消火器を処分すると同時に、新品に買い替える場合は、販売元に古い消火器を引き取ってもらえるかどうかを確認しましょう。もしくは、下取りをしてくれるケースもあります。
消火器の処分はコストや手間がかかるため、処分と同時に新品の消火器と交換する方法がおすすめです。安全な生活のために、適切な消火器の取り扱いを心掛けましょう。
弊社では消火器の処分・購入も承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。